1 次の計算をしなさい。
10点×4=40(点)
(1) $18-\dfrac{19}4$(帯分数で答えなさい。)
こたえ
まず $\dfrac{19}4$ を帯分数にしましょう。そのあと18を17と1に分けて,1だけ分母を4とする分数にしましょう。
$\dfrac{19}4=4\dfrac34$ です。
$18=17\dfrac44$ です。
17-4=13
$\dfrac44-\dfrac34=\dfrac14$
答えは $13\dfrac14$
(2) $18.538\div2.3$
こたえ
小数点の位置に気をつけましょう。
(3) $172.5\times0.87-172.5\times0.77$ (計算を工夫して求めなさい。)
こたえ
計算の工夫をしてみましょう。分配の決まりを使うと計算がとてもラクになります。
分配の決まりを使うと
$172.5\times0.87-172.5\times0.77=172.5\times(0.87-0.77)$
です.0.87-0.77=0.1 ですから,
$172.5\times0.1=17.25$
答えは 17.25
(4) たて40cm,横1.1mの容器に水をいっぱいに入れると88L(リットル)入りました。この容器の高さは何cmですか。
こたえ
容器の高さを□cmにして,□を使った式を作って考えましょう。
1.1mは110cmです。また1Lは1000cm3ですから,88Lは88000cm3です。
40×110×□=88000cm3
4400×□=88000cm3
よって □=88000÷4400=20
答えは 20cm
2 次の数字はある規則によって並べられています。100番目の数字は何ですか。
3, 6, 11, 18, 27, 38, 51, …
10点
こたえ
それぞれの数字から2を引くと
1, 4, 9, 16, 25, 36, 49, …
です。この数字は
1×1, 2×2, 3×3, 4×4, 5×5, 6×6, 7×7, …
となっていますから,求める数字は 100×100
答えは 10000
3 ひまわりバス会社では,バスに乗る距離と運賃の関係を次のように定めています。
5kmまで 120円
10kmまで 160円
15kmまで 190円
20kmまで 240円
これについて次の各問いに答えなさい。
10点×3=30(点)
(1) 上の運賃表にもとづいて,下のグラフを完成させなさい。
こたえ
例にならって続きを書きましょう。10kmから15kmと,15kmから20kmまでを横の線で書くと次のようになります。
(2) バスと同じところを走る別の乗り物Aがあり,距離1kmにつき20円の割合で運賃が高くなっていきます。この乗り物Aの距離と運賃の関係を図に表すと1本の直線になります。それを(1)の図の中に書き入れなさい。
こたえ
この乗り物Aは距離に応じて運賃が一定の割合で変化していきます。「割合」というのは容器に水を入れるときと同じで,例えば「1分間に2Lの割合で水を入れる」というのは1分後にいきなり0Lから2Lになるのではなく,少しずつ水がたまって1分後に2Lになりますね.これが「割合」の意味です。少しずつ変化していくという感じです。0kmではもちろん0円ですから,まずグラフの左下の部分を通ります。そして,例えば10kmのところの料金を計算してグラフ上に点を取り,先ほど取った左下の点と定規で結ぶと乗り物Aのグラフがかけます。
(3) バスと乗り物Aの距離と運賃の関係について,次の文を完成させなさい。
( )kmまでなら乗り物Aの方が運賃が安いが,それをこえるとバスの方が安くなる。
こたえ
(1)と(2)でかいたグラフを見ると,どちらがどの場面で運賃が逆転するかがわかります。
ちょうど8km乗ると,どちらも160円で,それ以上乗り物Aに乗ると,ひまわりバスより運賃が高くなっています。
答えは
( 8 )kmまでなら乗り物Aの方が運賃が安いが,それをこえるとバスの方が安くなる。
4 次の各問いに答えなさい。
10点×2=20(点)
(1) 次の図は立方体を積み上げて作りました。立方体は全部で何個ありますか。
こたえ
1段ずつスライスして考えます。
まず一番上の段は1個です。
2段目は3個です。
3段目は6個です
これらをすべて足すと 1+3+6=10求める個数となります。
(2) (1)と同じような形を,10段まで積み上げました。立方体は全部で何個ありますか。
こたえ
3段,4段,5段くらいまでなら何とか書いて考えることができますが,10段だとちょっと難しいですね。実は立方体の個数にはある規則があるので,実際にかかなくても大丈夫なのです。
まず一番上の段が1個
次に上から2番目の段が3個ですから,1番上の段より2こ増えました。
そして上から3段目は6こですから2段目より3こ増えました。
増えた個数の規則はどうなっているでしょうか?
もうわかりましたね。
1段目 1
2段目 1+2=3
3段目 1+2+3=6
4段目 1+2+3+4=10
5段目 1+2+3+4+5=15
6段目 1+2+3+4+5+6=21
となりますから,10段目は
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=55
答えは 55個