スライド | ノート | 問題 | |
1. 確率変数と確率分布 | |||
2. 確率変数の期待値と分散 | |||
3. 確率変数の変換 | |||
4. 確率変数の和と期待値 | |||
5. 独立な確率変数と期待値・分散 | |||
6. 二項分布 | |||
7. 正規分布 | |||
8. 母集団と標本 | [会員] | ||
9. 推定 | |||
10. 仮説検定 |
演習問題
問題1【基本】
数字が1つずつ書かれた100枚のカードがあり,内訳は1が40枚,2が30枚,3が20枚,4が10枚である.この100枚を母集団として次の各問いに答えよ
(1) 母集団分布を求めよ.
(2) 母平均 $m$,母標準偏差 $\sigma$を求めよ.
(3) この母集団から無作為に1個ずつ16個の標本を抽出するとき,標本平均 $\overline{X}$ の期待値と標準偏差を求めよ.
問題2【基本】
ある製品は製造過程において $\dfrac1{10}$ の割合で不良品ができるとする.この製品を無作為に100個抽出するとき,$k$ 番目に抽出された製品が不良品なら1,そうでなければ0の値をとる確率変数を $X_k$ とする.標本平均 $\overline{X}=\dfrac1{100}(X_1+X_2+\cdots+X_{100})$ の期待値 $E(\overline{X})$ と標準偏差 $\sigma(\overline{X})$ を求めよ.
問題3【基本】
5本のうち2本が当たりくじであるくじを引く.この5本のくじを母集団とし,当たりくじであるという特性をAとする.次の各問いに答えよ.
(1) 特性Aの母比率を求めよ.
(2) この母集団から大きさ1の無作為標本を抽出するとき,特性Aの標本比率の確率分布を求めよ.
(3) この母集団から大きさ2の無作為標本を抽出するとき,復元抽出の場合と,非復元抽出の場合について,特性Aの標本比率の確率分布を求めよ.
解答
(1) 母集団分布は次のようになります.